Thursday, December 2, 2010

イスラム教:イスラム教徒の礼拝所は?

東京モスク

日本人に「キリスト教の礼拝所の名は何?」と質問すると、考えずにすぐ「教会」または「チャーチ」と答える。一方、「イスラム教の礼拝所の名は何?」と似ている質問をすると、「んん...分かんない」、「テロリストのこと?」、「ムハンマド?」と答えた人は少なくないでしょう。

イスラム教の礼拝所はモスク(アラビア語でマスジッド「礼拝で平伏を行う場所」)と言います。イスラム教の最初に建てられたモスクはメディナにある預言者ムハンマドのモスクです。初期は、裁判所、学校、社交場など社会的諸機能を兼ねた場所でした。

ベンチや信者席がずらりと並んでいるキリスト教の教会やユダヤ教のシナゴーグ(礼拝堂)と違って、モスクの場合、中心となる礼拝スペースは何もない大空間で、広い床の上に東洋風のカーペットが敷いているだけです。この礼拝のスペースで重要なのは、「ミフラーブ(Mihrab)」というアーチ型の壁のくぼみです。これがメッカの方角を示しているのです。

参考画像:google image
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